乳児院と里親への措置をめぐる不毛な軋轢は解消するのか?先駆的な研究論文と議論から考える。

ドラマ化もされた人気マンガ『コウノドリ』第6巻(乳児院編)は、主人公サクラが乳児院時代の担当が加賀美先生であったこと、30年越しにサクラが乳児院を退所するときにお別れの挨拶ができなかった理由はなにか等、胸を熱くする物語が描かれます。さて私は最近、乳児院に関する研究論文が素晴らしいとXで紹介しました。この論文の成果と課題を一般の方にもわかりやすく説明したいと思います。
和田一郎 2024.12.08
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このあとは

論文の概要

この研究の凄いところ

しかし課題がある

サクラの予後から見るわが国の社会的養護の課題

参考資料

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