子ども領域における質的研究は滅び去るしかないのか?絶望から光明へ1

今でも話題沸騰の”Ideological and Political Bias in Psychology”という本があります。本書の帯にも ”政治的左派があらゆることについて常に正しいのでなければ(その場合、私たちは研究をする必要はなく、左派に尋ねるだけでよい)” など刺激的に書かれています。これがなぜ子ども領域の質的研究と関係あるのか?2回に分けて連載します。
和田一郎 2025.02.27
読者限定
***

このあとは

絶望・・・ある発表にて

この記事は無料で続きを読めます

続きは、5764文字あります。
  • 絶望・・・ある発表にて
  • なぜ議論がかみ合わないのか?人の意見を聞けなくなってしまう理由
  • 参考文献

すでに登録された方はこちら

読者限定
生活保護世帯分離の最高裁判決から見る若者支援のこれから
サポートメンバー限定
ペアトレはもう実践として終わったのか? ― 環境調整なき適用の限界と今後の課題
サポートメンバー限定
無戸籍児童のいる社会 -法と福祉の谷間にある子どもたち-
読者限定
【生活保護費減額裁判の最高裁判決から見る今後の生活保護のゆくえ】
サポートメンバー限定
児童虐待判定AIシステムの「失敗」が問いかけるもの
サポートメンバー限定
子どもを守る制度か、それとも責任の外注か?日本版DBSと一時保護施設から見える問題点
読者限定
東京都立川市小学校襲撃事件における、政策としての対応はどうあるべきか?...
サポートメンバー限定
どうして政治家はダメな政策に飛びつくのか?